日本臨床栄養師会 http://j-ncm-jacn.com 臨床栄養に興味をお持ちのすべてのみなさんの交流と情報共有の場です Tue, 21 Apr 2015 08:59:44 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.2.37 第10回日本臨床栄養師会研修会報告 http://j-ncm-jacn.com/study/323/ http://j-ncm-jacn.com/study/323/#comments Sun, 22 Mar 2015 09:53:46 +0000 http://j-ncm-jacn.com/?p=323 2015321日㈯株式会社名給(名古屋市熱田区)において、第10回日本臨床栄養師会研修会を開催しました。

今回は有限会社医療ソフト総合研究所 代表取締役社長 太田善文先生に「病院治療~在宅療養支援で必要なスキル」と題してご講義を頂きました。

太田先生

団塊の世代が75歳以上となる2025年少子高齢化がピークになる我が国では現在、制度ならびに報酬改定と地域医療計画が進められている。20154 月は介護報酬改定が行われ、2018年度には医療・介護同時改定が実施される。臨床栄養師も2025年問題に向け激変する制度などの改正の動向を理解しなければならない。少子高齢化が世界一のスピードの日本にとって、現状のままでは国の財政が行き詰るのは明らかである。そこで社会保障費の抑制のため、医療ビジョンの基となるのは地域包括ケアシステム構築である。これは、団塊の世代が75歳以上になる2025年を目途に重度な介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供されるシステムである。今後、認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築は重要になっていく。更に終末期がん患者、精神科患者の在宅移行なども視野に入れている。病院と介護、双方の多職種間業務連携体制の構築が不可欠である。医療人としての臨床栄養師の役割(責務)は何か?責務をどのように果たすのか?目先の制度改正を憂うのではなく臨床栄養師として多職種連携が益々謳われる状況下、栄養ケアマネジメントを実践するスキルを習得し積極的に関わることが必須である。実践とは、手順に基づいて実行することである。制度改正の根本となっているのはPDCAサイクルである。PDCAサイクルとは、人を介して提供する「サービスの質を保証」をする仕組みだが、これは「栄養ケアマネジメント」と考え方は同じである。1人だけ秀でていても活動に限界があり広がらない。栄養士間で共通のツールとして活用するためには手順を整えること、それにより初めて、より多くの患者の低栄養状態の予防・改善・サービス向上に繋がる。最後に慢性心不全患者の地域連携、認知症のメカニズムとその対応、終末期がんの4ステージの理解、薬剤とその副作用、鎮静剤、向精神薬に共通する副作用は便秘であり「排便コントロール」のサポートは今後、地域に於いて臨床栄養師が担う重要な役割となる。がん患者と家族への配慮と対応は関係者が共有しなければならない「どれだけ生きたか」ではなく「どう生きたか」が重要である。とお話を頂きました。

総括で「大いなる和」を大切に(協和協調を大切に)、最後に「自分自身を褒められる人生」を目標とする(納得できる人生に向かって自分なりに努力していくこと。素直な生き方・仕事のやり方を貫くことで、納得できる自分の道が見えてくると信じて進むこと。)とまさしく先生のお人柄が滲み出ている温かいメッセージをいただきました。

3時間の講義があっという間に感じられた大変有意義な内容でした。

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第10回日本臨床栄養師会研修会開催について http://j-ncm-jacn.com/study/300/ http://j-ncm-jacn.com/study/300/#comments Sun, 08 Feb 2015 00:28:41 +0000 http://j-ncm-jacn.com/?p=300 今年度4月は介護報酬改定が行われ、平成30年度には医療介護同時改定が行われます。少子高齢人口減少社会に適合した医療-介護連携が急務なのではないでしょうか。
つきましては、臨床栄養師・医療従事者としてすべき事、準備すべき事について、経営的視点を含めた研修としたく、医療ソフト総合研究所太田善文先生を講師にお迎えし研修会を開催することとなりました。年度末にはいり皆様大変お忙しいとは存じますが、是非ご参加くださいますようよろしくお願いします。

※臨床栄養師継続研修5単位に認定されます。

第10回臨床栄養師研修会案内

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第9回日本臨床栄養師会研修会報告 http://j-ncm-jacn.com/study/249/ http://j-ncm-jacn.com/study/249/#comments Wed, 10 Dec 2014 08:09:42 +0000 http://j-ncm-jacn.com/?p=249 2014年12月5日㈯大塚製薬本社(東京都千代田区)において、第9回日本臨床栄養師会研修会を開催しました。

今回は東京湾岸リハビリテーション病院 病院長 近藤国嗣先生に「回復期リハ管理栄養士が知っておきたい栄養とリハビリテーション」と題してご講義頂きました。

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要介護状態となる原因に、転倒による骨折や衰弱が占める割合は大きく、加齢に伴い筋肉量の減少、いわゆるサルコぺニアによるものと思われ、そのためには単に栄養状態を改善するだけでは予防、回復は難しく、適切な栄養と積極的な運動を組み合わせることでより高いリハビリテーション効果が期待できる、とお話しされました。その運動とは、「機能障害、能力低下に対してアプローチを行い、最終的により高い機能・能力の獲得」を目的として実施され、「まずは高い生活能力つまり高いADLを獲得することが最大の目標」であること、そのADLの指標、評価のポイント等について、多くの調査データを紹介されながら説明頂きました。

「麻痺があっても健常者のように歩けるようになるための運動(スポーツ)を学習させるのが回復期リハ、スポーツをするには栄養が大切」という先生の言葉を聞き、栄養だけでなく他のケアと合わせて行ってよりよい効果が表れるため、改めて他職種との連携、チームケアが大切であることを認識した時間でした。

その後、当会の「口から食べるワーキンググループ」のメンバーの、佐藤高雄さん、山田恵子さんにケーススタディを担当してもらい、参加者同士で問題点、解決方法等について活発な意見を交換しました。

今回も大変有意義な内容でした。次回の研修会は来年3月21日㈯に名古屋にて開催を予定しております。是非予定を調整してご参加ください。

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第9回日本臨床栄養師会研修会のお知らせ http://j-ncm-jacn.com/study/245/ http://j-ncm-jacn.com/study/245/#comments Wed, 19 Nov 2014 23:21:07 +0000 http://j-ncm-jacn.com/?p=245 平成26年12月6日研修案内

 

 

来る12月6日の研修会の案内を添付させていただきます。
今回の研修会のテーマは「リハビリと栄養」です。
東京湾岸リハビリテーション病院 病院長 近藤 国嗣先生をお迎えしてご講演いただきます。近藤先生は膨大なデータを基にパワフルにお話をしてくださいます。
師走にはいり皆様大変お忙しいち思いますが、是非ご参加くださいますようよろしくお願いします。

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地域の研修会情報をお知らせください http://j-ncm-jacn.com/news/190/ http://j-ncm-jacn.com/news/190/#comments Sun, 07 Sep 2014 02:45:48 +0000 http://j-ncm.sakura.ne.jp/j-ncm-jacn/?p=190 地域で開催される研修会や勉強会の情報をお持ちの方は、

会員メーリングリストもしくはお問い合わせページから情報をお寄せください。

内容を確認の上、当ホームページでご紹介させていただきます。

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第 8 回日本臨床栄養師会研修会報告 http://j-ncm-jacn.com/study/77/ http://j-ncm-jacn.com/study/77/#comments Wed, 03 Sep 2014 02:27:32 +0000 http://j-ncm.sakura.ne.jp/j-ncm-jacn/?p=77 第 8 回日本臨床栄養師会研修会

第 8 回日本臨床栄養師会研修会

2014年7月12日(土)大塚製薬東京本社(東京都千代田区)で、第8回の日本臨床栄養師研修会を開催しました。

今回は大塚製薬さんのご協力を得て、東北大学病院高度救急救命センター 佐藤武揚先生をお招きし、「ICUから発信する栄養療法」についてご講演頂きました。

佐藤先生は、当会理事で今回のコーディネーターである早坂さんと以前同じ職場でいらっしゃったそうで、当時から栄養療法を率先して実施されていた外科医です。

東北大学病院高度救急救命センター 助教 佐藤武揚先生

東北大学病院高度救急救命センター 助教 佐藤武揚先生

講演内容は、実際にICUでの栄養療法はどのようなことを行っているのか、どういう点が重視されるのか等お話しいただきました。

そして、栄養療法を進めるには、うまくいった症例を蓄積し、それを学会で発表していくこと、治療法をまとめることが治療法の確立につながること、また、誰かがやらなければならないのなら、まずはそれを明示すること、それが人を巻き込む方法であり、何度も繰り返していくことで浸透していくものである、と力強くお話しいただきました。

参加者はきっと先生のアグレッシブさに鼓舞されたと思います。あっという間の3時間でした。


<参考>研修会案内文書

拝啓 向夏の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は当会の活動に際しご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、当会では基礎的な事から応用的な臨床知識まで、また会員相互の情報交換を密にするべく、ワーキンググループの設立や研修会の開催を企画しております。

つきましては、集中治療から慢性期まで病態に準拠した栄養療法について、当会主催にて、株式会社大塚製薬工場協賛のもと、下記の要領で開催することといたしました。

ご多用の折、恐縮ではありますが、是非ご出席賜りますようご案内申し上げます。

敬具


1. 日 時: 平成 26 年 7 月 12 日(土) 13:00~16:00 まで (受付 12:30~)

2. 場 所

大塚製薬 東京本社ビル 9 階 会議室
〒101-0048 東京都千代田区神田司町 2-9
電話:03-5217-5955(代表)
交通:JR 神田駅北口から徒歩 7 分
地下鉄丸の内線淡路駅 A4 出口から徒歩 3 分
地下鉄都営新宿線小川町駅 A4 出口から徒歩 3 分
地下鉄千代田線新御茶ノ水駅 B6 出口から徒歩 5 分
地図:http://www.otsukakj.jp/1about/01outline/1-1.html
(東京事務所の地図をご参照ください)

3. 研修内容

「情報提供」株式会社大塚製薬工場
「ICU から発信する栄養療法」
―慢性期まで一貫したプロトコルにて対応するための取組―

4. 講 師: 東北大学病院高度救急救命センター 助教 佐藤武揚先生

5. 参 加 費: 資料代として 日本臨床栄養師会会員・学生 1000 円 / 非会員 2000 円

6. 申 込 み

別紙参加申込書を 7 月 1 日までに担当コーディネーター早坂朋恵宛に以下を記載して FAX もしくはメールで返信して下さい
*定員 100 名に達した時点で申込みを締め切らせて頂きます、予めご了承下さい

7. 備 考

日本臨床栄養師会の会員ではない方も参加可能です
お昼は、済ませてご参加下さいますよう、お願い申し上げます

]]> http://j-ncm-jacn.com/study/77/feed/ 0 第7回日本臨床栄養師会研修会報告 http://j-ncm-jacn.com/study/72/ http://j-ncm-jacn.com/study/72/#comments Wed, 03 Sep 2014 02:19:15 +0000 http://j-ncm.sakura.ne.jp/j-ncm-jacn/?p=72 国家公務員共済組合連合会九段坂病院栄養科長、臨床栄養師の高橋加代子先生

国家公務員共済組合連合会九段坂病院栄養科長、臨床栄養師の高橋加代子先生

2013年先日11月9日第7回臨床栄養師会研修会が東京で開催されました。

今回は、国家公務員共済組合連合会九段坂病院栄養科長で臨床栄養師の高橋加代子先生に「経腸栄養から献立作成までの症例検討―INからトータルで考える栄養管理―」についてご講演をいただきました。

はじめに、患者の身体状況、栄養状態の把握、検査データの読み方、静脈栄養法、経腸栄養の種類及び問題点と対策について、分かりやすく教えていただきました。

特に栄養士の苦手な分野である静脈栄養法については、輸液の基礎から種類と組成、特徴や静脈栄養法の合併症などを分かりやすく丁寧に解説していただき、早速明日からの業務に活用できる貴重な内容でした。

講義の後半では、先生が実際に関わった3症例について、ワークショップ形式で症例検討を行いました。

本年度当会では、「臨床と食事のデザインと実現化」をスローガンに掲げています。

この主旨に則り、静脈・経腸栄養法のみならず栄養士にとって最も専門分野である食事と臨床を結びつけた栄養ケアマネジメントについて学習ができた大変有意義な研修会でした。


<参考>研修会案内文書

拝啓 仲秋の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は当会の活動に際しご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、本年度当会では「臨床と食事のデザインと実現化」をスローガンに掲げ、基礎的な事から応用的な臨床知識まで、また会員相互の情報交換を密にするべく、ワーキンググループの設立や研修会の開催を企画しております。

つきましては本年のスローガンである、栄養ケアが静脈・経腸だけでなく、栄養士にとって肝心な食事と結び付けて実施することができるための研修会を企画いたしました。

ご多用の折、恐縮ではありますが、是非ご出席賜りますようご案内申し上げます。


1. 日 時

平成 25 年 11 月 9 日(土) 14:00~17:00 まで (受付 13:30~)

2. 場 所: エーザイ本社(東京)

(〒112-8088 東京都文京区小石川 4-6-10)
電話 03-3817-5186(代表)
交通:東京メトロ「茗荷谷駅」より徒歩 7 分
地図:http://www.eisai.co.jp/pdf/company/map_company.pdf

3. 研修内容

「経腸栄養から献立作成までの症例検討」
-IN からトータルで考える栄養管理-
①経腸栄養剤使用の症例
②経口中心に移行した個人献立になった症例

4. 講師: 九段坂病院 栄養科長 臨床栄養師 高橋加代子先生

5. 参加費: 日本臨床栄養師会会員・学生 1000 円/非会員 2000 円

6. 申込み: 別紙参加申込書を 10 月 31 日までに担当コーディネーター竹内智恵子宛に以下を記載して FAX もしくはメールで返信ください。

7. 備考: 日本臨床栄養師会の会員ではない方も参加可能です

 

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第6回臨床栄養師会研修報告 http://j-ncm-jacn.com/study/63/ http://j-ncm-jacn.com/study/63/#comments Wed, 03 Sep 2014 01:51:56 +0000 http://j-ncm.sakura.ne.jp/j-ncm-jacn/?p=63 第6回研修会開催

第6回研修会開催

畿央大学 健康科学部 看護医療学科 福森 貢先生

畿央大学 健康科学部 看護医療学科 福森 貢先生

2013年6月30日第6回臨床栄養師会研修会が東京で開催されました。

今回は畿央大学 健康科学部 看護医療学科の福森 貢先生に「統計処理の方法」について講演いただきました。

昨年名古屋でも同じ内容でご講演頂きましたが、大変好評でしたので再度お願いして快く引き受けて下さり実現しました。

今年5月の総会時にご協力いただきましたアンケートの結果でも「困っていること、悩み」についての回答第1位が「統計に関する知識不足」でしたので、タイムリーなテーマでした。

講演内容は、実際にPCを操作しながら先生が説明して下さった後、自分で練習問題を行う、という形式でした。

Excelを開き「○○をクリックしてみて下さい」「分からない方は手を挙げて下さい」と丁寧に教えて下さいました。

「t検定」「F検定」「p<0.05」 …、以前であればそれを聞いたり見たりしただけで、「難しい」「分からない」と思ってしまっていた方も、今回を機に苦手意識が和らいだのではないでしょうか。

チャレンジしてみよう!という気を起こしても頂けたと思います。

あっという間の3時間の講義でした。

 


<参考> 研修会案内文書

日本臨床栄養師会 第6回研修会開催のご案内

拝啓初夏の候、会員の皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は当会の活動に際しご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて当会では基礎的なことから応用的な臨床知識まで、また会員相互の情報交換を密にするべく、ワーキンググループの設立や研修会の開催を企画しております。

つきましては、栄養ケアを行い、的確な情報を発信できるよう統計処理の基礎について実際にパソコンを用いた実地研修を下記の要領で開催することといたしました。

ご多用の折、恐縮ではありますが、是非ご参加賜りますようご案内申し上げます。


日 時:平成 25 年 6 月 30 日(日) 13:00~16:00

場 所:エーザイ本社(東京)

(〒112-8088 東京都文京区小石川4-6-10)
電話 03-3817-5186(代表)
交通:東京メトロ「茗荷谷駅」より徒歩 7 分
地図:http://www.eisai.co.jp/pdf/company/map_company.pdf

テーマ:統計処理の方法

講 師

学校法人冬木学園 畿央大学 健康科学部
看護医療学科教授,情報センター長 福森貢先生

参加費:資料代として日本臨床栄養師会会員・学生 1000 円/非会員 2000 円

申込み

別紙申込書を 5 月 31 日までに開催コーディネーター宛に FAX して下
さい。
*定員 50 名に達した時点で申込みを締め切らせて頂きます。予めご了
承ください。

備 考:当日はパソコンを使用しますので、各自ご持参下さい(2 人で 1 台
でも可能です)。

日本臨床栄養師会の会員でない方の参加も可能です。

お昼は済ませてご参加くださいますようお願い申し上げます。

 

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平成 25 年度臨床栄養師研修 http://j-ncm-jacn.com/study/85/ http://j-ncm-jacn.com/study/85/#comments Tue, 02 Sep 2014 02:39:40 +0000 http://j-ncm.sakura.ne.jp/j-ncm-jacn/?p=85 25年度の募集要項を添付します。

平成 25 年度臨床栄養師研修のご案内

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http://j-ncm-jacn.com/study/85/feed/ 0
第5回臨床栄養師会研修会報告 http://j-ncm-jacn.com/study/102/ http://j-ncm-jacn.com/study/102/#comments Thu, 07 Aug 2014 04:59:51 +0000 http://j-ncm.sakura.ne.jp/j-ncm-jacn/?p=102 第5回臨床栄養師会研修会

第5回臨床栄養師会研修会

2012年9月8日 宮城学院女子大学にて第5回日本臨床栄養師会研修会が開催されました。

今回のコーディネーター 宮城学院女子大学の鎌田由香さんの進行で、渡邉会長の挨拶、西宮副会長の当会の紹介に続き、奥羽大学 薬学部 倉本 敬二先生に講演いただきました。

テーマは「水・電解質について」でした。生体にとって重要なことですが、これらについては苦手とする臨床栄養師は多いのではないでしょうか。

講演内容は「輸液療法に対するイメージ獲得」を目的として、体液、浸透圧といった基本的知識から始まり、実際に電卓を使用して輸液中のナトリウム量を算出したり、輸液処方の意図を察する方法等を学びました。

輸液でも製薬会社が違うと微妙に異なる点がある等、驚きの話もありながら、あっという間の3時間でした。

普段は医師や薬剤師に任せている輸液管理も、今回の講義で「こういう理由でこの輸液が処方されているのか」とイメージがつかめたのではないでしょうか。

奥羽大学薬学部倉本敬二先生の講演

奥羽大学薬学部倉本敬二先生の講演

今回も充実した内容の講義でした。さらに今後このテーマを発展させ「病態別での輸液管理等についても学びたい」という声もありましたので、今後研修に組んでいけたらと考えております。

(以上 文責:広報 古賀奈保子)

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